注文住宅の間取り作成時に意識するべきポイントについて解説!

公開日:2022/02/01  最終更新日:2022/02/08


注文住宅は規格住宅とは異なり、完全自由設計で理想を詰め込むことができることが最大のメリットです。しかし、理想ばかりが膨らんでしまい予算オーバーになったり、利便性を考慮しておらず完成後に後悔したりするケースも少なくありません。そこで、注文住宅の間取り作成時に意識するべきポイントについて解説します。

注文住宅の間取りを決める前に知っておくべきこと

自由設計で間取りを工夫し、理想を詰め込んだ住宅を建築できることが注文住宅の醍醐味です。しかし、理想を詰め込むだけでは本質的によい間取りとはいえません。なぜなら、周辺環境や土地の方角、気候などを考慮する必要があるからです。

そして、間取りの設計に失敗してしまうと、入居後に後悔してしまいます。しかし、間取りは住宅の完成後には修正できないため、後悔しながら住み続けることになります。

そこで、注文住宅の間取りで後悔しないために知っておくべき3つのポイントについて解説しましょう。

1つ目は、建築基準法について知っておくことです。建築基準法は間取りに関係することが定められており、建ぺい率や容積率、斜線制限、地域区分が間取りに関わる要素です。たとえば、建ぺい率や容積率は、土地も広さに対してどのくらいの規模の家が建てられるかなどが決められています。プロの設計士ではないため、建築基準法について深く知っておく必要はありませんが、一定の知識があると土地選びでも活用することが可能です。

2つ目は、間取りの流行りに注意するということです。間取りにも流行りがあり、営業担当者が熱心に提案してくれることもありますが、本当に必要かどうかを見極めることが重要です。

3つ目は、家の外を含め、全体のバランスを考えながら間取りを設計するという点となります。たとえば、大開口のリビングを道路側に設けてしまっては人目が気になってしまいます。その他にも、駐車場から住宅内に荷物を運ぶ導線など、家の中と外の双方から間取りを考えることが大切なのです。

注文住宅の間取り作成時に意識するべきポイント

間取り作成時には、注意点を理解しておくことも大切ですが、意識すべきポイントを知ったうえで理想の家づくりを進めていく必要があります。そこで、間取り作成時に意識すべきポイントをいくつか紹介します。

まず、家族構成やライフステージを考慮し、家族と相談しながら間取りを決めていくことがおすすめです。たとえば、趣味のスペースが欲しい、子ども部屋が何部屋必要かということをはじめ、老後を考えた設計にしておくこともポイントです。しかし、家族の意見がまとまらないケースも少なくありません。その際は、優先順位を決め、本当に必要なものは何かを整理しながら間取りを考えるとスムーズに打ち合わせを進めていくことができます。

そして、家事導線やコンセント位置、収納スペースでは、実際に暮らしている様子を想像しながら設計することがおすすめです。たとえば、コンセントの位置では、やみくもにコンセントを配置するのではなく、掃除機の充電場所、携帯電話の充電場所といったように用途を想像しながら採用することで無駄のない配置となります。

つまり、注文住宅の間取りでは、家族と意見を交換しながら優先順位を明確にし、実際に生活している様子をイメージしながら設計することで理想の間取りを完成させることができるのです。

おしゃれな間取りアイデア

せっかく注文住宅を建てるなら、暮らしやすい間取りはもちろん、デザイン性にこだわりおしゃれな空間に仕上げたいものです。そこで、家に帰りたくなるようなおしゃれな空間を演出する間取りのアイデアについて紹介します。

たとえば、1.5階や2階といった、中2階や中3階を設けるスキップフロアはおしゃれな空間を演出するアイデアとしておすすめです。スキップフロアの最大のメリットは、スペースを有効活用しつつ、視覚的に空間を広くみせる効果があることです。

次に、サンクンリビングは最近注目されているおしゃれな間取りの一つ。サンクンリビングとは、部屋の床の一部分が掘り下げられている空間のことで、リビングに採用させることが多い設計です。そして、床が掘り下げられていることから、空間にメリハリが出たり、天井を高くみせたりできることが魅力です。

また、ロフトもおしゃれな間取りの工夫としておすすめ。一般的なロフトは大人が中腰になるような狭い空間をイメージすることが多いですが、最近では大人も立って利用できる広々とした空間のものもあります。設計を工夫することで、趣味のスペースや子どもの遊び場として有効活用できるのです。

まとめ

夢のマイホーム計画では、間取りの設計が非常に重要なポイントであるといえます。そして、住宅の完成後に間取りを修正することは難しいため、失敗のないよう注意点を知って設計を進めていくことが大切です。たとえば、住宅の内部だけでなく周辺環境にも考慮しておくことが注意点の一つです。また、間取りを考える際は、家族と意見をまとめ、実際に暮らしている様子を想像して設計することも後悔のない間取りの実現につながります。

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